相続や遺言は、人生の局面においてとても大切な意味をもちます。
それは、心の問題でもあり、定型化した業務にはなりにくいものです。
一方で、手続きは法に則った形式で粛々と行われるべきものです。
私たちは、面談を大切にしております。
ご依頼者様のお気持ちを受け止めながら手続きのお手伝いをさせていただきます。
時間をかけて丁寧にすすめていくお仕事ですので、ご依頼をお考えくださる皆さまには、ぜひ当事務所にいらしていただき、私たちに任せられるかどうかをご判断いただければ幸いです。
相続や遺言のかたちは人によって様々です。
当事務所では、お客様のご事情に合わせてサービス内容や費用を検討し、なるべくお客様のご負担の少ない方法をご提案いたします。
面倒なことは全部任せたい、自分でできることは自分でして安く済ませたい、などの様々な要望にお応えし、お客様一人ひとりのためにオーダーメイドのサービスを提供いたします。
まずはお気軽にご相談下さい。
遺言書は、まず第一にご自身のために作成するものです。最後の権利行使とも言えます。
同時に、残された方々のためでもあります。
私たちは、遺言書がなかったために、大変な状況になってしまう事例に接することがよくあります。
そんな経験から、遺言書を作成する大切さを身にしみて感じています。
遺言は、ご自身で作成する自筆証書遺言という形式がありますが、当事務所では公正証書遺言をお勧めしております。
◆推定相続人の調査
遺言書を作成する際、推定相続人を認識しておく必要があるかと思います。
ご自身でわかっているつもりでも、相続人は戸籍にもとづいて確定するものです。この機会に推定相続人についてはっきりさせておきませんか?きっと安心できることでしょう。
「もめる・もめない」という話をよく聞きます。
しかし、遺産分割協議書には、紛争予防だけではなく、名義変更等の手続きを円滑にするという役割もあります。
しっかりした内容の協議書があると、金融機関での手続きがだいぶ軽減されると思います。
◆財産目録作成
不動産や預貯金などの財産を調査し、財産目録を作成します。
相続手続きにおいては、これらの財産について正確に把握する必要があります。
生命保険や共済だけでなく、会員権等ふだんあまり意識していないものも対象になります。
こうした調査は大変なだけでなく、正確さも求められます。
相続関係は戸籍によって明らかになります。
戸籍の厄介な点は、1通ではなく、複数にわたることです。
婚姻等による転籍だけでなく、法令によって戸籍の形式が変更されてます。それぞれの戸籍を本籍地ごとに取り寄せなければなりません。
それら戸籍等を収集して、法定相続人を調査します。
調査によって、ご依頼者様が今まで知ることのなかった事実がわかることも珍しくありません。
こうした身分事項に関わる事柄の一つひとつが相続関係に影響する可能性がありますので、正確に戸籍を読む力が必要です。
遠方の方や海外在住の方の戸籍収集も安心してお任せ下さい。